脳腫瘍
脳の中(大脳、小脳、くも膜、血管、下垂体、脳神経など)にできた「できもの(腫瘍)」のことです。
脳腫瘍
脳の中(大脳、小脳、くも膜、血管、下垂体、脳神経など)にできた「できもの(腫瘍)」のことです。
下垂体腫瘍
脳の底面に身体のホルモンバランスを調節するセンターがあり、脳下垂体と呼ばれています。この部分にも下垂体腺腫と呼ばれる脳腫瘍が発生します。
髄膜腫
髄膜と呼ばれる脳の保護膜からも発生する腫瘍です。頭蓋骨の内側のいずれの部分にも発生する可能性があり、様々な性格(良性から悪性まで)のタイプがある事も解ってきています。
聴神経腫瘍
脳神経の鞘から発生する良性腫瘍です。聴神経に多く発生します。
転移性脳腫瘍
身体の悪性腫瘍(がん)が脳に飛んでくる場合もあり、この場合はいずれの部分でも起こる可能性があり、また複数存在することも珍しくありません。
神経膠腫(グリオーマ)
脳そのものに腫瘍ができる病気です。まわりの脳に入り込むので、治りにくい病気です。手術治療が基本です。
未破裂脳動脈瘤
出血する前の脳動脈瘤を、「未破裂脳動脈瘤」といいます。
くも膜下出血
脳の外表「くも膜下」が破れて出血する病気です。激しい痛みを伴うことが特徴です。
もやもや病
脳の主な血管がつまり、脳梗塞や脳出血を起こす病気です。
頸動脈狭窄症
首の部分で頸動脈が狭くなり、脳梗塞を起こす病気です。
脳動静脈奇形
脳の血管が形成されていく際の異常によって、毛細血管が作られずに、動脈と静脈が直接繋がっている病気です。
脳内出血
なんらかの原因で脳内の血管が切れ、脳の一部が血腫によって破壊される病気です。
脳動脈解離
脳動脈解離・解離性脳動脈瘤
脳動脈の血管の壁が裂けると、脳動脈解離になります。
裂けて血管が膨らんだ部分を、解離性脳動脈瘤といいます。
頚椎症
首の部分の背骨が加齢によって変形することにより、脊髄が圧迫されて様々な症状を引き起こす病気です。
腰部脊椎管狭窄症
加齢による脊椎骨の変形により、腰部での神経の通り道である脊柱管が狭くなり、脊柱管の中を通る、足へ向かう神経を圧迫することによって起こる病気です。
脊髄空洞症
脊髄の中に水のたまった空洞が生じることにより、さまざまな症状を引き起こす病気です。
脊髄腫瘍
脊髄にできる腫瘍には、大きく分けて、脊髄そのものから発生する髄内腫瘍と、脊髄の外側の組織から発生する髄外腫瘍があります。
慢性の痛み
神経組織から痛みを起こす物質が周りに散らばり、痛みが繰り返して襲ってくる悪循環が長い間続く場合を、慢性の痛み(まんせいのいたみ)と呼びます。
血流障害の痛み
動脈が細くなり組織が機能を失いかけた状態を虚血(きょけつ)と呼びます。痛みと虚血の悪循環をまとめて血流障害の痛みと呼びます。
頭のけが
ぶつけた、当たった、打った、殴られた、転んだ、落ちたなど、どの深さまでけがが及ぶかによって重症度が決まります。
慢性硬膜下血腫
ケガをした後しばらくしてから脳の表面に血液がたまる病気です。手術を行えばしっかり治る病気です。
パーキンソン病
40歳から50歳以降に発症し、ゆっくりと進行する原因不明の神経変性の病気です。
顔面けいれん・三叉神経痛
どちらも脳に栄養を送る血管に神経があたって痛みが生じる病気です。
正常圧水頭症
脳の深部に水がたまる病気です。歩行障害、物わすれ、尿もれなどがその症状です。手術を行えばしっかり治る病気です。
水頭症
脳の中にある「脳室」に脳精髄液が異常にたまって脳を圧迫してしまう病気です。
代表的な病気をわかりやすくご説明します