絵で見る脳と神経の病気 代表的な病気をわかりやすくご説明します

脳内出血

出血した場所によって症状が違います

場合によっては、ほとんど自分自身も気が付かない時もありますが、多くは手足の運動麻痺や喋りにくさなどの運動の症状、強いめまいや吐き気などのバランスの症状、意識が悪くなるなどの症状が認められます。少しずつ悪化する事はまれで、短い時間の間に症状の変化を招く事が多く、救急車で来院される事がほとんどです。

症状と神経の働き

運動麻痺や喋りにくさ 手足の運動に関係する神経
失語(言葉の不自由) 日本語を聞き取り、喋る内容を考える神経
手足のしびれや後にくる痛み 手足の感覚を脳に伝える神経
めまい、吐き気、歩きにくさ 身体のバランスを調節する働きに関係する神経
半盲(視界が狭くなる) 目で見た内容を脳に伝える働きに関係する神経
意識(寝てしまうのではなく起きなくなってしまう) 脳の深い所にあって覚醒する神経
生命の危機 息をして心臓や内臓の働きを調節する神経

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