絵で見る脳と神経の病気 代表的な病気をわかりやすくご説明します

髄膜腫

CTやMRIなどで造影剤を使用した診断が行われます。時に脳の血管を直接写す、脳血管撮影が行われます。偶然脳ドックなどで発見された髄膜腫の、60~70%は少しづつ大きく、30~40%は変わらないと言われております。ご高齢の患者さん、腫瘍の内部が固い患者さんの髄膜腫は、大きくなり難いと言われております。逆に若い患者さん、腫瘍が柔らかい患者さん、腫瘍のまわりに水分が増加している患者さんの髄膜腫は、大きくなりやすいと言われております。そのほか、眼の神経が通る近くに腫瘍ができた場合、早めの手術が考慮されます。

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