絵で見る脳と神経の病気 代表的な病気をわかりやすくご説明します

頭のけが

打った際にこの部分に出血してたんこぶを作ります

出血量と深さによって、固い柔らかい、小さい大きいが決まります。たんこぶ自体は治療を行う事は少ないですが、さらに深い部分のけがを起こしている事もあり注意が必要です。

たんこぶは頭皮と頭蓋骨の間に生じた血の固まりです。皮下組織と呼ばれる2重の膜は大変強固でかつしなやかな構造です。血液の流れも豊富で、打撲による出血を簡単に起こします。たんこぶだけであれば、脳への影響はありませんが、手足の打撲と同じく吸収されるまでに日数が必要で、それまでの間に頭痛や違和感、局所の痛みが持続するなどの原因となります。打撲が強いと判断した場合は、その下にある頭蓋骨へ影響があるかを、レントゲン撮影を行って調べる場合があります。

たんこぶイラスト

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